みんなでスポトレin白子町
3月25日に千葉県長生郡白子町で「みんなでスポトレ」を開催しました。
「みんなでスポトレ」の主催は、白子町にある総合診療医院の大多和医院様です。
大多和医院様は、地域医療だけでなく、診療所を地域の拠点に子育て支援や災害支援、スポーツ推進など、様々な社会事業を白子町で行っています。こうした幅広い取り組みに町も賛同し、2023年2月に白子町と包括連携協定を結び、地域活性化に取り組んでいます。
スポトレで地域の子ども達が楽しく遊べる居場所をつくる!
「みんなでスポトレ」は、白子町立関小学校の体育館をお借りして、低学年の部・高学年の部に分けて開催しました。
当日はあいにくの雨でしたが、約40名の子ども達が参加してくれました。
子ども達の体力・運動能力低下、運動発達の遅れ、運動離れなどは、失われた「3つの間」が原因だと言われています。「3つの間」とは、時間・空間・仲間です。最近の公園では利用ルールが厳しくなり、子ども達が外で自由に遊べなくなったり、少子化の影響で遊ぶ仲間が少なくなっています。「3つの間」と呼ばれる、子ども達が楽しく遊ぶための条件が失われつつあります。
今回の「みんなでスポトレ」では、「世代を超えてみんなでスポーツを楽しむこと」をテーマに、コーディネーショントレーニングや体幹トレーニングを行いました。
子ども時代に多様な運動遊びを経験したり、運動習慣をつけることで、将来、運動やスポーツが好きになり、そのことは子ども達にとっての一生の財産になります。
子どもの頃に様々な運動やスポーツを経験させておくことは、決してマイナスにはなりません。確実に子ども達の一生にとってプラスになります。
最初はできなかった動きでも、練習を積み重ねて「できた!」という成功体験や、「よくできたね!」「上手になったね!」と褒められることで、子ども達の自信や「運動は楽しい!」という気持ちを育むことにつながります。
身体を動かす機会や場所が少なくなっている子ども達に、スポトレを通して身体だけでなく心や社会性も育んでいきたい。
子ども時代を、子どもらしく過ごし、健康的に成長していった子ども達が、将来大人になり、社会の中で生き生きと輝いていくことを願い、今後もスポトレの活動を各地域で展開していきます。
大多和医院の皆さま、ボランティアスタッフの皆さま、ご参加いただいた白子町の皆さま、ありがとうございました。