折尾愛真短期大学硬式野球部が春季リーグ初優勝、1部昇格を決めました
「第107回九州地区大学野球選手権北部九州ブロック大会」2部リーグにおいて、折尾愛真短期大学が優勝し、1部リーグ昇格を決めました。
折尾愛真短期大学硬式野球部は、全国初の短期大学硬式野球部で、私はチームコーディネーターという立場で、チームに携わらせていただいております。
春季リーグ戦のメンバーは1年生が多くを占め、4年制大学と戦い抜きました。
今回の春季リーグ優勝は、ジャイアントキリング(番狂わせ)と周りからは評価されているようですが、私はそうは思いません。
小田監督率いる折尾愛真短期大学硬式野球部が大切にしているのは、「考える野球」の実践と徹底です。
実力が上の相手と戦うときは、相手の土俵で戦わないこと。
そして、相手の不意をつき、予期せぬところから攻めていくことが戦い方の基本です。
そのためには、普段の練習からの事前準備と工夫が必要となります。
自らチャンスを呼び込み、チャンスが巡ってきたときに確実に結果を出すための「武器」を持ち、試合の流れを自分たちへ引き寄せていく。
優勝を決めた最終戦の近畿大学産業理工学部との試合が、まさに意外性を戦略的に駆使した「愛短野球部らしさ」が詰まった象徴的な戦い方です。
下馬評を覆した裏にある小田監督、選手、マネージャー、スタッフの方々の取り組みと「非常識な」野球は、今後の大学野球界にも新たな風を吹かせてくれると思います。
折尾愛真短期大学硬式野球部の皆さん、春季リーグ優勝、1部昇格、本当にあめでとうございます!
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