100BLG×MEDI-TRAIN「健康経営ワークショップ」活動報告
5/12(木)に100BLG株式会社と弊社が協働し、SDGs×健康経営の側面から、介護・福祉施設の方々を対象にした健康経営ワークショップ「介護職員のための腰痛セルフケア~介護職員のための疲れにくいカラダのつくり方講座~」を開催しました。
本ワークショップは、リアル(会場:DAYS BLG!町田)とオンライン両方を取り入れたハイブリッド開催で、DAYS BLG!の職員様、全国各地の介護・福祉施設経営者、施設長様、介護事業所の職員様にご参加いただきました。
介護職のお悩みで多い「腰痛」をテーマに、なぜ腰痛が起きるのか?というメカニズムを説明し、腰痛予防のポイントや姿勢・動作チェック、1日5分でできるセルフケア方法をご紹介しました。
ワークショップ参加者のご感想
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腰痛の原因やメカニズム、セルフケア方法まで、とても理解しやすく楽しみながら学ぶことができました。
- 姿勢のタイプや前屈・後屈の動作チェックで分類分けや点数化することで、自分の体の状態を知ることができ、とても良いなと感じました。オンラインで姿勢チェックしてもらえたことも嬉しかったです。
- 健康な体で仕事をするためには、自分自身のセルフケアをしていかなきゃなと思いました。
- 健康経営という言葉について、雇われている側としてはあまり身近に感じていませんでしたが、セミナーを通じて自分たちが健康であることは、ひいてはメンバーさんたちへの支援の質の向上につながることを改めて感じました。
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これまでいろいろな職場で勤務してきましたが、今回のようなセルフケアを中心とした研修はBLGでしか受講したことがありません。自分のコップが満たされないと、人に真の愛情を注ぐことができないなと感じることがあるのですが、今回の研修は、上司に真の愛情を注いでもらい、自分のコップが満たされたなと思いました。
介護業界における健康経営のすすめ
介護の現場では、職員の方々はサービス利用者・入居者のしあわせのために、日々働いておられます。利用者・入居者への「良いケア」を行うのは、当然ながら「人」です。
では、その「働く人」に対してのケアはどうでしょうか?
「職員はずっと元気」という楽観的な考えから、職員に対しての健康管理やセルフケア、メンタルヘルスの取り組みには、あまり力を入れていない現状があります。
「健康経営」を実現するためには、会社が職員の健康を守り、ココロとカラダが元気な状態で働けるようにサポートする必要があります。
そのためには、まず経営者の推進力のもと、職員の健康づくりをコストではなく、投資ととらえ、ひとつの利益を生む出す事業として展開していくことが必要となります。
ここでいう利益とは、「職員の健康の保持増進」と「経営利益の創出」です。
100BLG前田代表は『職員の健康サポートを行うことで、職員一人ひとりが健康的にやりがいをもって仕事を続けていくことができると考えている。そしてそれは、ケアにも反映されてくる。つまり、メンバーさん(デイサービス利用者)の想いをカタチにしていくための土壌ができる』と、健康経営の宣言をしています。
前田氏のように、経営者自らのメッセージ=「健康経営宣言」を発表し、社内・社外に周知することから、介護業界における健康経営の流れが動き出すと考えています。
この「健康経営宣言」の内容については、なるべく具体的に、従業員に分かりやすい言葉を用いることが大切です。
そして、健康経営が滞ることなく循環するためには、経営者と職員の協働が必要であり、外部サービスの導入も一つの方法となります。
今後も介護・福祉業界における健康経営の取り組みを全国各地に広げていくためのサポートを行っていきます。