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働く女性の心と体を支援!女性のウェルビーイングを解説

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女性のウェルビーイングについて

 

近年、心身の健康増進を含めて従業員一人ひとりが「持続的に幸福であること」を実現するために「ウェルビーイング経営」に注目が集まっています。今回は「女性のウェルビーイング」に注目し、女性のウェルビーイング向上のポイントをご紹介します。

 

働く女性の現状は?

日本版総合的社会調査(JGSS2000年~2018年)の調査によると「子どもがいる女性のほうが、子どものいない女性より幸福度が低い」という衝撃的なデータがあります。

働く女性は増えましたが、結婚や出産、子育てに希望を持てない若者・女性が増えてきています。女性が男性と同じように働いていても「家事や子育ては女性の仕事」という、根深い考え方や価値観が影響してきた結果だと言えます。

今後、労働力人口の減少が進んでいく中で、職場における女性従業員のウェルビーイング向上は重要なテーマになります。

 

働く女性のウェルビーイング向上の3つのポイント

女性のウェルビーイング経営のポイント

 

働く女性のウェルビーイング向上のためのポイントを解説します。

①女性の健康に関するリテラシーを向上させること

日本政策医療機構の調査では「ヘルスリテラシーが高い女性ほど、自分の不調に適切に対応できる」傾向が伺えました。

女性従業員だけではなく、男性従業員や管理職をはじめ、女性の健康(不調・疾病等)をテーマとした研修・セミナーの開催など、従業員のヘルスリテラシーを向上するための教育が必要です。

 

②健康相談窓口の設置

健康相談窓口の一例として、「企業保健室」「女性のための保健室」があります。

健康に関する悩みを気軽に相談できる場所をつくることが必要です。また、つらい・痛いなどのネガティブなことを言っても大丈夫だという、心理的安全性が職場内で保たれていることが大切です。

 

③女性従業員が働きやすい環境の構築

健康状態に問題があっても、離職に至らなかった要因に関しては「会社の制度の満足度」が要因であることが明らかになっています。特に、女性のキャリアアップは、女性ホルモンの影響を受けやすい時期と重なりやすいと言われています。女性にとって30~40代は結婚・妊娠・出産などでライフコースがめまぐるしく変化する時期です。

さらに、女性の45~55歳前後の年齢は、更年期と呼ばれる時期です。女性ホルモンの変化による健康課題と向き合うことが、健康に働き続けたいと願う女性のキャリア支援と深く関係しています。

 

従業員のウェルビーイング向上は企業成長のカギ

従業員の生産性・創造性は、従業員の幸福度とともに高まるという研究結果もあります。従業員が仕事のやりがいや働きやすさを感じることで、仕事のパフォーマンスが向上し、企業の業績向上に繋がります。

また、ウェルビーイング経営で大切なことは、多様性を認めることです。男性にも女性にも、さまざまな働き方があります。子どもがいる方、いない方、独身キャリアの方、近年では子育てと介護の「ダブルケア」の方もいます。

健康であることを土台として、一人一人がやりがいを持って働き続けることのできる職場環境づくりに、個人としても、職場全体としても取り組んでいくことがウェルビーイング経営において大切なことです。

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この記事を書いた人

吉森彩

株式会社MEDI-TRAIN富山事業部長
理学療法士/福祉住環境コーディネーター
健康経営アドバイザー
富山県内の産婦人科クリニックにて、産前産後ケアや赤ちゃんの発育ケアなどを実施。骨盤底リハビリテーション、月経随伴症状、更年期症状など女性特有の健康課題の対策を専門とする。
富山県内で企業の健康経営サポートも行っている。

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