スタイルの良い妊婦さんの赤ちゃんは・・・
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妊娠中の方、ご出産を経験された方は健診の時の体重計測に増えすぎていないかドキドキされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は「妊娠中の体重管理とお腹の赤ちゃんとの関係」について解説します。
妊婦の痩せすぎによるリスク
「小さく産んで、大きく育てる」という、妊婦さんの体重管理を厳しく管理してきた背景には、妊娠高血圧症候群などを引き起こすリスクが高いとされていたためです。
もちろん、体重の大幅な増加は注意しなければいけません。
日本産婦人学会によると、妊婦がやせすぎていると栄養が不足して赤ちゃんの発育に影響 し、低出生体重児(2500g未満の赤ちゃん) は成人後に糖尿病や高血圧などの 生活習慣病になりやすいとの報告(※低出生体重児が必ずしも生活習慣病になるというわけではありません)がありました。
現在、10人に1人が低出生体重児という日本 。
2500g未満で生まれた低出生体重児の割合は、1975年は5.1%。 その後増加に転じ、2005年には9.5%に。 以来、9%台が続いています。
近年の過度のダイエット志向による影響も考えられます。
間食を中心とした不規則な食生活を続けてきたやせ妊婦の低栄養が問題となっています。
妊娠中の体重増加の目安
それを受けて妊娠中の体重増加指導の目安が2021年3月に改正し、目安が約3キロ増えました。
体重増加の目安変更の背景として、従来の目安が
- 妊娠高血圧症候群の予防になる効果が低い
- 妊婦の生理的な体重増加値を下回る
- 2500g未満で生まれる低出生体重児の赤ちゃんが多い
という点が挙げられます。
妊娠前の体格(BMI)に合わせて、 適切に体重を増やすことが ママの健康にも赤ちゃんの未来のためにも大切となってきます。
ぜひ妊娠をきっかけに食生活を見直していってみてくださいね。
厚生労働省のホームページにも、妊娠中の食事のパンフレットも掲載されているので参考にされてみてください。
赤ちゃんを授かって気をつけていきたいけど、何から始めたら良いか分からないという方は、無料相談会も行っていますのでMY Team公式LINEからぜひお問い合わせ下さい。
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