違うまま、生きる~インクルーシブと子どもたちの幸せ@湘南ホクレア学園
9月25日(金)に、神奈川県藤沢市にあるオルタナティブスクール「湘南ホクレア学園」のガーディアンサークル(親御さん向けの授業)にお招きいただき、『違うまま、生きる〜インクルーシブと子どもたちの幸せ〜』というテーマでお話させていただきました。

藤沢市で始めた「スポトレ」の活動を通して、さまざまな子どもたちと出会う中で「みんなが楽しく、スポーツに参加するには?」ということを考え、これまで実践を続けてきました。
そして先日、デンマークにあるエグモント・ホイスコーレを実際に訪れ、障がいの有無を超えて共に暮らし、学び、スポーツを楽しみ、挑戦する日常を体験してきました。
今回のガーディアンサークルでは、
・デンマークの子どもたち、そして大人たちは、なぜ幸福度が高いのだろうか?
・違う人たちが一緒に生きることと、幸せにはどんな関係があるのだろう?
ということについてお話させていただき、サークル対話を行いました。
近年、「多様性」や「共生」といった言葉がさまざまな場面で使われるようになりました。
多様性とは「違いがあること」そのものではなく、「違いがあることを前提に考えること」だと考えています。すべての子どもが同じであることを前提にするのではなく、違いがあるのが当たり前だというところから、教育、スポーツのあり方を見直していく必要があります。
湘南ホクレア学園は、ドイツ発祥でオランダで発展した「イエナプラン」を教育コンセプトに、日本の学習指導要領を一部取り入れたオルタナティブスクールです。
一般的な学校では、同学年でクラスが構成されますが、ホクレア学園ではイエナプラン最大の特徴である「異年齢学級」を取り入れ、各学年6人定員で3学年にわたる18人の子どもたちで1グループ(学級)を構成しています。
異年齢学級では、「誰かが何かをできる」ことと「誰かが何かをできない」ことが当たり前に存在しています。何かができることで優越感を持ったり、何かができないことで劣等感を抱くのではなく「できる」も「できない」もその子の個性と捉えて成長していくことができます。
湘南ホクレア学園の『どんな世界でもサバイブできる子を育てる!』という建学の精神、子ども達がリミッターを外して、新しいことにトライするさまざまな取り組みに感動しました。
小針理事長、湘南ホクレア学園の皆さま、ありがとうございました。

