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妊娠中に眠りが浅くなる理由と対策方法

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今回は「妊娠中に眠りが浅くなる理由と対策方法」についてお伝えします。

妊娠中に眠りが浅くなる原因と対策方法について助産師が解説

 

妊娠中に眠りが浅くなる原因

昼間に比べて、夜中に胎動が大きくなってお腹を蹴って目が覚めてしまうということがよくあるかと思います。
それは、日中はママ自身の活動量が多く血液やエネルギーを多く使うので、赤ちゃんはママの負担を減らすように活動量を少なくし、ママが休んでいるときに活動を増やして成長しているからなのです。

夜中に胎動が多く目が覚めてしまう理由

 

そして、産まれてからも赤ちゃんはお腹のときのリズムなので、外の世界に慣れるまでは「夜型」が多いのです。
妊娠中から睡眠がこま切になるのは、授乳や排泄回数の多い赤ちゃんのため、産後にママがすぐ起きられるような体にしてくれています。

 

おおよそ3、4ヶ月頃になると脳も発達してきて昼夜の区別がつき始めます。

それまではママやお世話する方にとって、夜中のお世話が大変なこともあると思いますが、赤ちゃんとの生活を想像して妊娠中からもできることがあります。

 

妊娠中からできる対策

①産前からこまめに昼寝をすること

横になっても光が明るかったり、スマホを見ながらあれこれ考えていると脳は休めていなかったりするので、静かな環境で横になることが大切です。
眠たくなくても、疲れているなと感じたら横になって目を閉じるだけでも良いです。

産前からこまめに昼寝すること

 

②自分の心地良い睡眠環境を整えること

自分の好きな高さの枕や、寝心地の良いお布団、クッションなどを揃えておく。
リラックスできる音楽や、香りを見つけておく。
自分が睡眠モードに入りやすいグッズを揃えておくのも手です。

心地よい睡眠環境を整えること

 

産後も忙しいとは思いますが、一緒にお昼寝をしたり、短い時間でも深く寝られるようになると、リズムも整いカラダもココロも少し楽になってきます。

 

一番大切なのは、ママだけが頑張りすぎないこと寝たい時は赤ちゃんを預けて、授乳と授乳の間だけでもしっかり一人で寝ることが大切です。
パパやご家族に「疲れてるので寝たいからお願いね!」と遠慮なく頼んでくださいね。

 

産後は赤ちゃんのお世話で忙しかったり「自分でしなきゃ!」という責任感のようなものが強くなって頼みにくかったりする事もあるかと思います。

産前の方は妊娠中からパパにお願いしておく、赤ちゃんのお世話などもパパと一緒に準備しておくことが大切です。

 

お産にむけて一つ一つ準備していきましょう。

 

この記事を書いた人

瀧口 小百合

産前産後onlineチームケアMY Team助産師。
小学生男子2人の母。
東京大学病院女性外科、神奈川のフリースタイル分娩 湘南厚木病院産科勤務。
結婚後、神奈川→兵庫→横浜→北海道と転勤を繰り返す。
自身の経験を活かして、転勤族で知り合いのいない場所での子育てに困っているママや赤ちゃんのサポートをオンラインで行っている。

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