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「産後うつ」を予防するために必要なこと

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今日は「産後うつ」を予防するために心がけていただきたいことをお伝えします。

産後うつを予防するために必要なこと

産後には急激なホルモンバランスの変化が起こり、不安な気持ちが強くなる方もいらっしゃいます。

慣れない赤ちゃんとの生活や睡眠不足などもありながら、赤ちゃんを育てる、一人の人間を育てるということに、とても大きな責任感を感じることもあります。

 

自分は産後うつにはならないから大丈夫。
元々そんなに落ち込む方ではないから大丈夫。
親のサポートも十分だし大丈夫。

 

大丈夫!という気持ちをもつことは大切ですし、先のことを考えすぎて心配しすぎるのもよくないです。

しかし、産後うつを経験された方の中には自分は大丈夫!と思っていた。

落ち込んでもそこまでになるとは思わなかった、とおっしゃられる方もいます。

 

産後うつを予防するためには、まずは誰でも産後そのようなことになる可能性があるということや、その予防のためにできることを産前から考えておくことが必要です。

 

産後うつを予防するためには、2つのサポートが必要です。

 

  1. 情報提供サポート:出産時のことや産後になりやすいカラダやココロの変化、子育て方法などを産前から知っておく
  2. 心理的サポート:産前から何でも相談できる専門家とつながっておく。最も産後うつになりやすい出産直後に、信頼している人へ気軽に相談できる関係性をつくっておく

産後うつ予防のためには「情報提供サポート」と「心理的サポート」が必要

 

この2つのサポートを通してママに「安心感」をもってもらうことが大切です。

もし、不安でどうしようもないときや、誰かに話したいと思うとき、すぐに気兼ねなく話せる相手がいることはママの安心感につながります。

 

家族や友達、地域の方々など、心から信頼できる人の存在が産後うつの予防にはとても大切です。

 

産前から産後のカラダとココロの変化について一緒に考え、産後に起こりうる可能性があることも事前にお伝えてしておく。

そのことが、自分の気持ちの整理になり、産後のザワザワする気持ちを落ち着ける手助けになります。

 

小さな積み重ねがママの安心感につながり、産後も、そしてその先の育児にもつながっていきます。

 

この記事を書いた人

瀧口 小百合

産前産後onlineチームケアMY Team助産師。
小学生男子2人の母。
東京大学病院女性外科、神奈川のフリースタイル分娩 湘南厚木病院産科勤務。
結婚後、神奈川→兵庫→横浜→北海道と転勤を繰り返す。
自身の経験を活かして、転勤族で知り合いのいない場所での子育てに困っているママや赤ちゃんのサポートをオンラインで行っている。

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